私たち国際子供友好協会は、2008年の任意団体開設以来、発展途上国の子供達に直接手渡しの支援を行っている特定非営利活動(NPO)法人です。非営利団体として営利目的の活動を行わず、メンバーは無給・無報酬での活動のため皆個々に職を持ち、休日や業務終了後にボランティア活動として事業を行っております。
定款に記載された目的
この法人は、未来を担う子供たちが国家・人種・民族のボーダーを超えて友好を分かち合い、国際交流事業や災害支援救援活動、奉仕活動による健全育成やエコ活動による地域環境保全事業を通し、未来に向けて明るく平和な社会づくりに取り組む事業展開を行い、国内外問わず社会全体の利益につなげていく事を目的とする
設立の趣旨
未だ発展途上国では1日50円の生活費を稼ぐために学校も行かず1日中働いている子供達がたくさんいます。その子達は生きる為に毎日必死です。その状況を垣間見て「この子供達に笑顔を届けたい!」その思いが始まりでした。ただお金を集めてどのように使われているか公表されていない団体に振り込めばいいのか?品物を救援物資のように送る手続きをして終了でよいのか?それらは本当に子供たちの手元に届くのだろうか?現地の有力者の倉庫で止まっていないか?ならばどうにかして直接手渡しで気持ちを届けられないか。。。様々な自問自答を繰り返し何もせず時間だけが過ぎていきました。そんなある日、まだきれいなぬいぐるみや人形が処分される光景を見て、日本ではゴミとなって捨てられたこれらの物をあの国の子供たちに渡せないだろうか?と考えました。いざ集めてみると、「大事にしていたので誰かもらってほしい」「廃棄する際に環境問題としてはいかがなものかと考えた」「子供から子供へ直接気持ちを届けられる活動を探していた」などと様々な反響をいただき、皆が喜び環境にやさしく携わる人がやりがいを感じられるこの活動に確固たるものを見出しました。早速、海外の取引先に「あなたの国の子供たちを笑顔にしたい」と話を持ちかけると、「私の国の子供達のためにありがとうございます。協力を惜しみません何でも協力します」と快諾を頂き2008年の2月に双方が代金折半でぬいぐるみやおもちゃを輸出し貧困層の村の村長さんを紹介してもらい配布のイベントを行いました。その後も、親のいない子供を大勢育てるカトリックの神父さんや薬物依存の親を持つ子供の病棟の院長、台風・洪水・地震・噴火などの天災で家をなくして避難している子供たち等次々に案内してもらい寄付活動を行いました。しかし個人で粛々と続けているこの活動も自費ではやはり制限があり、品物寄付の意思をいただける方々が増える一方、受け取りをお断りしたり、長い間お待ちいただく事になっていました。さらに現地でも心待ちにしている子供たちの声が続々届き、この活動は私個人の手から離し特定非営利活動法人として世に広めていく必要があると考え、特定非営利活動法人を設立するに至りました。現在では約20名の志を同じくしたメンバーと国際支援活動を主として災害救援活動や子供の健全育成を図る活動・地域の環境問題にも取り組み、日本国内はもとより世界各国の子供たちの為に広く活動できるよう取り組んでいきたいと考えております。
活動について
この法人は、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
1. 環境の保全を図る活動
2. 災害救援活動
3. 国際協力の活動
4. 子どもの健全育成を図る活動
(事業)
この法人は、その目的を達成するため、特定非営利活動に係る次の事業を行う。
a. 不用品のリサイクル活動による地域環境の促進事業
b. 国内外での災害救援活動への支援や参加事業
c. 発展途上国でのボランティア活動イベント事業
d. 子供の国際交流促進事業
e. 奉仕活動による子供の健全育成事業
f. 貿易業務ネットワークの構築と情報配信事業